１　基本協定締結状況

佐賀県農業公社では、園芸団地におけるハウスの整備・運営等を円滑に進めるため、園芸団地の推進に関係する機関・団体との間で基本協定書を締結しています。

令和6年度までに、「白石町園芸団地」「武雄市園芸団地」「嬉野市園芸団地」の3団地について、基本協定書を締結しました。

この基本協定書に基づき、佐賀県農業公社がハウスを整備し、トレーニングファームの修了生や規模拡大農家等への貸与に取り組んでいます。

ハウスの貸与については、リース方式により、生産者の初期負担を軽減できる仕組みとしています。

園芸団地の整備の進展により、担い手の確保と産地の強化が図られつつあります。

（１）    白石町園芸団地
白石町園芸団地では、令和４年度からイチゴのハウスや育苗施設の整備を進めています。
令和５年度までに、ハウス５棟6,216㎡、育苗施設3棟948㎡を整備し、新規就農者1名、規模拡大者2名に貸与しました。
令和6年度は、ハウス3棟4,740㎡を整備中で、令和7年3月に3名の新規就農者に貸与予定です。